国立劇場伝統芸能伝承者養成所は、歌舞伎音楽（鳴物）の伝承者を養成するため、歌舞伎囃子協会・一般社団法人伝統歌舞伎保存会・松竹株式会社（以下「協力団体」といいます）と協力して、下記により、将来舞台で活躍する志をもつ歌舞伎音楽（鳴物）研修生を募集します。

１. 研修概要

（1）研修目的

歌舞伎音楽（鳴物）の演奏者になるための基礎教育を行うことを目的とします。

（2）応募資格

中学校卒業（卒業見込みを含む）以上の男子で、原則として年齢23歳以下の方。
経験は問いません。

（3）募集人員

若干名

（4）研修期間

令和7年4月から令和9年3月までの2年間

（5）研修時間

原則として、月曜日から金曜日までの平日午前10時から午後6時まで

（6）研修場所

国立オリンピック記念青少年総合センター（東京都渋谷区代々木神園町）

（7）研修内容

小鼓、大鼓、太鼓、大太鼓、笛、長唄、三味線、体操、作法、講義、習字、楽屋実習、公演見学 他

（8）適性審査

研修開始後8か月以内に適性審査を実施し、研修継続の可否を判断します。

（9）受講料

無料

（10）宿舎

遠隔地に居住する研修生に対し、希望者には審査のうえ宿舎を有料で貸与します。空室がない場合は住宅費補助金を給付します。

（11）奨励制度

希望者に伝統芸能伝承奨励費を貸与します。
（研修修了後、一定の条件を満たした場合の返還免除規定があります。）

（12）研修修了後

歌舞伎囃子協会に所属し、同協会幹部の指導の下、鳴物演奏家として舞台出演することになります。

３. 選考

（1）選考方法

作文、簡単な実技試験、面接を行い選考します。

（2）選考者

独立行政法人日本芸術文化振興会及び上記協力団体

（3）選考日

令和7年2月から3月上旬を予定
（日程が決まり次第、応募者にお知らせします）

（4）選考場所

国立オリンピック記念青少年総合センター

（5）受験票

受験資格を確認のうえ、受験票及び提出書類を郵送します。
受験票は選考日当日に必ず持参してください。
※選考日の3日前までに届かない場合は、お問合せください。

（6）受験料

無料

（7）選考結果の
発表

合格発表は、即日行います。