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日本芸術文化振興会

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日枝神社神幸祭の行列をお迎えしました

6月7日(金)、日枝神社の神幸祭の神幸行列をお迎えしました。山王祭の行事のひとつである神幸祭は、数多くの神輿や山車と共に氏子らが一行となって区内を練り歩くもので、日枝神社と同じ千代田区内に位置する国立劇場も区域を巡る際の中継地点の一つに含まれています。

午前8時前に永田町の日枝神社を出発した行列一行は、麹町や四谷、市ヶ谷、九段、番町の一帯を巡ったのち、11時過ぎに国立劇場に到着。劇場正面では日枝神社の神職による祝詞があげられたほか、行列の参加者には軽食と飲料が振る舞われた、ひと時の休憩タイムとなりました。また、王朝装束等に身を包んだ一行やきらびやかに飾られた神輿、動物などの様々な形をした山車を見物する観客が多く集まり、時代を超えて催されるお祭りの壮大さに目を見張っていました。ちなみに山王祭といえば、清元の日本舞踊で有名な『お祭り』など、江戸時代の文化・風俗とつながる日本の伝統芸能にとってゆかりが深いものとなっています。

○日枝神社の神幸祭に関する詳細はこちら(外部サイトへのリンク)
神幸行列 神幸祭/山王祭 - 日枝神社 

 




大勢の観客が見守るなか、行列一行は次の皇居外苑、丸の内方面に向け出発しました。なお、毎年開催される山王祭の行事のうち、神幸祭は隔年で開催されますが、直近の2回については新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったため、今回が6年ぶりの開催となりました。次回は令和8年(2026)の開催が予定されています。