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日本芸術文化振興会

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株式会社エイチ・アイ・エスと連携協定を締結しました

独立行政法人日本芸術文化振興会は、令和6年7月8日に、株式会社エイチ・アイ・エス(以下、HIS)と、国立劇場等施設の活用に係る連携協定を締結しました。
豊富な経験と知識を持つHISと協力し、国内観光客やインバウンドに向けた国立劇場等の施設を活用した新たな事業を展開していきます。
国立劇場は、歌舞伎、文楽、舞踊、邦楽、雅楽など日本の伝統芸能の保存と振興の場として、これまで、伝統芸能をより親しんでいただけるよう様々な公演や、伝統芸能を未来へつなぐための伝承者の養成などを実施してきましたが、施設老朽化への対応と機能強化のために建て替えが決定し、令和5年10月末をもって閉場しました。
再開場までの期間中、使用可能な国立劇場等施設を有効活用した事業を実施することで、伝統芸能の保存と振興の拠点として、また、日本の文化芸術の魅力を世界に発信する文化観光の拠点としての役割を発揮することを目指します。

【対象となる施設(現行の建築基準法に適合しない施設、使用困難な客席及び舞台設備を除く)】
国立劇場等
(事業の対象となる施設は、①国立劇場大劇場の楽屋及び舞台面の一部、②国立劇場小劇場の楽屋及び舞台面の一部、ロビー、③外構等を想定。)

なお、実際の活用施設や事業内容については、HISと協議のうえで決定いたします。

(株式会社エイチ・アイ・エス 代表取締役社長 矢田素史)
このたび、57年の歴史ある国立劇場を活用するプロジェクトに参画できることを大変光栄に思います。再整備計画前の国立劇場を活用し、世界に誇るべき日本の伝統芸能の魅力を国内外に発信するとともに、より親しんでいただけるようなイベントを企画していきたいと考えております。

(独立行政法人日本芸術文化振興会 理事長 長谷川眞理子)
国立劇場は現在再整備に向けた検討を進めているところですが、既存の施設を活用し、日本の文化芸術の魅力を多くの皆様に発信したいと考えております。このためにHIS様と連携できることを大変嬉しく思いますし、相互に協力して新たな事業が開始できることに期待しています。