国立劇場
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【初代国立劇場さよなら記念グッズのご紹介】
「愛蔵版 歌舞伎名ぜりふかるた」
6月歌舞伎鑑賞教室にご出演の中村虎之介さんの楽屋におうかがいし、初代国立劇場さよなら記念グッズ「愛蔵版 歌舞伎名ぜりふかるた」を手に取っていただきました。
国立劇場所蔵の錦絵から厳選した絵札に、とっておきの名ぜりふ。
「これはいいですね!」札を手にした虎之介さんの第一声。見れば見るほど、皆様の思い出の舞台が蘇り、見て楽しい、声に出して遊んで楽しいかるたです。
その中から虎之介さんが選んだ札は「け」。
「私が選んだ札は、『め組の喧嘩』辰五郎のせりふ「下戸の知らねぇ、うめぇ味だな」です。このせりふを選んだ理由は、私が世界で一番尊敬する十八代目中村勘三郎さんが、平成中村座浅草公演で最後に演じられた役で、ずっと僕の頭の中に残っているお役でございます。今も自分の歌舞伎の人生の中で、心の支えになっているセリフでございます。」と、熱い思いを語ってくださいました。
撮影にあたって、同じく6月歌舞伎鑑賞教室にご出演の中村祥馬さんも応援に駆けつけて、ご協力くださいました。お二人で競技かるた風にポーズをとるシーンも!
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