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【5月舞踊】 『七重咲浪花土産』 復活へ (2)

 5月舞踊公演〈変化舞踊〉では、弘化3年(1846)初演の七変化『七重咲浪花土産』(ななえざきなにわのいえづと)が172年ぶりに蘇ります。その復活の裏側をご紹介します!

 

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 前回の打合せの後、出来上がった音源を元に、今回主役としてそれぞれ5役を勤める西川箕乃助、花柳基の二人がそれぞれ振りを作っていきます。

 初演時の172年前の正本(唄や浄瑠璃の詞章が記されたもの)には振付者の一人として「西川巳之助」とありますが、これはのちの五世西川扇藏のこと。同じ響きの名前をもち、のちに流儀の宗家となった人物が振付師としてこの作品に名を連ねていることに縁を感じるという西川箕乃助の稽古場に4月某日、お邪魔しました。




 箕乃助が踊るのは「遊女」「振袖娘」「国奴」「桃太郎」「獅子の精」。詞章や曲の意味するところを最大限に生かすための振付を考えながらも、舞台の流れや現行の古典作品に近い役柄の場合は、その味わいとの兼ね合いなどもポイントになるようで、試行錯誤が続きます。




 古典のみならずこれまでに多くの作品の振付をし、最近、今回と同じように江戸時代の作品の復活上演も手掛けた西川箕乃助が満を持して挑む舞台をお見逃しなく!



(右より)西川箕乃助、西川扇重郎、西川扇左衛門



 (つづく)

 

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 一人の踊り手がさまざまな役柄を踊り分けていく”変化舞踊”。
 今回、『七重咲浪花土産』とともに、四季の情趣を紡ぐ名作で構成された本公演オリジナルの変化舞踊『染分四季彩』(そめわけてしきのいろどり)も上演します。 


 5月舞踊公演〈変化舞踊〉についてはこちらをご覧ください。
 




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