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【5月文楽】『彦山権現誓助剣』の安全祈願祭を行いました

 5月9日(水)、5月文楽公演第二部『彦山権現誓助剣』の舞台の安全と成功を祈り、出演者と劇場関係者出席のもと、安全祈願祭修祓式が行われました。

 養父を殺され敵を捜し求める女剣士・お園。その敵で強悪な剣士・京極内匠。互いに出生の秘密を持つ二人の因縁と、お園の助太刀となる豪傑・毛谷村六助との巡り逢いを描く仇討物で、18年ぶりの半通し上演です。

 大きな見どころとなる「瓢簞棚の段」では、大力無双の女剣士・お園が敵の京極内匠に出会い、ついに刃を交えます。
 この場面では舞台上に高さ6尺(約1.8メートル)の瓢簞棚が姿を現します。お園と内匠は瓢簞棚の上に登り、互いに死力を尽くしてしのぎを削りますが、人形ならではの動きと舞台機構を駆使した立廻りは迫力に溢れています。また幕切れには内匠を遣う人形遣いが、瓢簞棚の上から飛び降りるという非常にスリリングな演出があります。

瓢簞棚の段(平成30年4月国立文楽劇場公演より)

 楽屋の稲荷前で日枝神社の神職が祝詞を奏上し、出演者と関係者が玉串を奉納。その後小劇場舞台へと移動し、舞台に飾られた瓢簞棚のセットの前でお祓いをしました。

(中央)吉田和生、(右)吉田玉志

小劇場舞台上での安全祈願

瓢簞棚のセット、近くで見るとさらに高さが感じられ迫力があります!

瓢簞棚の上はこのようになっています
ここから京極内匠の主遣いと足遣いが飛び降ります!


 迫力と意外性に満ちた「瓢簞棚の段」。『彦山権現誓助剣』は文楽屈指の名場面の一つ「毛谷村の段」の上演と共に、見ごたえのある舞台となることでしょう。
 国立劇場5月文楽公演はいよいよ12日(土)に開幕し、28日(月)までです。皆様のご来場をお待ちしております。

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 瓢簞棚の立廻りもお見せする『彦山権現誓助剣』予告編動画はこちら
 「瓢簞棚の段」の魅力をくろごちゃんがご紹介しています。記事はこちら


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