国立文楽劇場友の会
6月24日(金)に国立文楽劇場友の会会員イベントとして、「第109回文楽のつどい」バスツアーを開催しました。
今回は、7月23日に初日を迎える夏休み文楽特別公演第2部『伊勢音頭恋寝刃』の上演にちなみ、舞台となった伊勢古市に赴き、作品にゆかりの深い場所を巡りました。道中では文楽愛好家の高木浩志氏を講師にお迎えし解説を伺いました。
今にも降り出しそうな曇天の中、国立文楽劇場を出発し、バスで一路伊勢へと向かいました。
伊勢古市に到着すると、大林寺にて福岡貢とお紺の墓石を見学。次に、舞台となった油屋の石碑へ向かい、当時の遊郭古市の跡を偲ばせる麻吉旅館などを散策しました。
古市を後にし、伊勢の名物手こね寿司と伊勢うどんの昼食をとり、伊勢神宮内宮へ。宇治橋を越え神話の森を通って参詣。厚い雲から大粒の雨が、参詣する人々の足を濡らしつつ、思い思いの散策を楽しみました。
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